総合日本語3B_実習記録 第十一回

 2020/01/07(火)

 

【授業内容】

12:18 出席を取った。

12:20 「朝型」、「夜型」について受講生に説明した。その後、2つのタイプ

    についてどちらのほうがいいかを受講生に聞いた。

12:22 教科書50ページの会話をペアで練習してもらった。

12:26 練習した後、サクさんとブンさんはそれぞれどのようなタイプなのか、

    および、その理由について受講生に確認した。そして、「朝型」と

    「夜型」はそれぞれどのような生活をするのか、および、そのいい

    ところを受講生に聞いた。

12:34 自分と同じタイプの人を見つけてその理由と具体例について

    話し合ってもらった。

12:40 自分と違うタイプの人と話したらびっくりしたことを受講生に聞いた。

12:44 教科書52ページの表で自分のアイディアを書いてもらった。

13:02 教科書52-53ページのアウトラインについて説明した。

13:09 教科書52-53ページのアウトラインを使って自分のアイディアを

    話してもらった。

 

【気づき】

・反論への反論は難しいところになる。

 この課では、自分の意見→自分の意見への反論→反論への反論という形の作文を練習してもらう。「自分の意見への反論」まではまだ書けるかもしれないが、反論への反論は難しい。授業で受講生の様子を見たら、「反論への反論」はどのようなものなのか、概念として一応理解されたかもしれない。しかし、実際に話を聞いてもらったら、説得力のある「反論への反論」とは言えないと思う。例えば、自分の意見は朝に起きられないので夜型がいいということであれば、反論は朝に早く起きると朝ごはんを食べる時間があるので体にいいということになる。ここまではまだ論理的である。しかし、反論への反論は「しかし、朝ごはんを食べたくない人もいる」ということになっている。「反論への反論」は反論の後にもう一度自分の主張を強調するために書くものなので、それだけでは説得力に欠けており、自分の主張が弱くなると思う。そのため、次の授業では、「反論への反論」についてもう一度説明し、また、受講生が書いた「反論への反論」を見て必要に応じて指導する必要があると思う。