総合日本語3B_実習記録 第七回
2019/12/03火曜日
【授業内容】
12:19 今日の内容を説明した。
12:20 普通体、文法などについていつものように自分でチェックしてもらった。
12:23 全体的に作文に対してフィードバックをした。
・中心文のチェック
→接続語:時間順で述べるだけではなく、ステップの順番に従って書く
べきである。
・支持文のチェック
→詳しいか?(自分のオリジナリティを示すことができる)
わかりやすいか?
・普通体・書き言葉
→もう一度注意喚起
12:30 チェックした作文をグループで音読してコメントをしてもらった。
→コメント:
・チェックを見てどう書けばよりいい作文を書けるか?
・感想(面白いところ、よくわからないところなど)
・形式
13:30 先生のおすすめ作文を2つ紹介した
13:05 年賀状について説明して見本を示した。
13:10 まず見本を参考しながら受講生に練習してもらった。
13:18 それからオリジナリティのある自分なりのデザインした年賀状を
書いてもらった。
【気づき】
・題目の書き方がわからないことが見られた。
「留学のために準備しなければならない」というような文を題目として書いたことが見られた。意味的には作文の内容を包括的にまとめているが、形式的にはそのように一つの文を題目にする書き方がありえない。それに、同じ意味でより短く書くことも可能である。例えば、「留学の準備」をそのまま題目にしていいと思う。この題目を付けた受講生も実にいる。そのため、題目の形式(名詞フレーズ)、注意すべき点について、一回説明したほうがいいと思う。
・音読してコメントをするという練習にはコメントがないという状況がある。
練習の前に、コメントの内容についてヒントを挙げたが、実際に練習した時に、コメントがなくて音読して済んだ状況がある。コメントと言っても、必ずどこにミスがあるか、文法や形式のチェックといったような修正のアドバイスではない。挙げられたヒントのような、感想だけでも(どこかについて詳しく聞きたいなど)構わない。しかし、やはりコメントと言うと作文のチェックとして捉える受講生が多くいるので、次回のフィードバックではコメントについて説明する時に、改めて強調した方がいいと思う。