総合日本語3B_教育実習 第四回
2019/11/07木曜日
【授業内容】
12:20 受講生の名前を呼んで出席を取った。
12:21 今日の授業の流れについて説明した。まず、先生のチェック
を確認する。次に、グループで普通体で音読する。最後、
原稿用紙で書き直す。
12:24 アウトラインに注意して作文を書くことについて説明した。
12:27 先生のチェックを確認してもらった。
12:32 受講生の作文用紙に書いてある番号①~⑤に従って受講生
をグループに分けた。同じ番号が書かれている人は同じ
グループに入ってもらった。
12:34 グループで互いに音読してコメントしてもらった。
12:47 原稿用紙の使い方について説明した。
12:56 受講生に原稿用紙を使って書き直してもらった。
13:28 今回の宿題からいい作文を二つ選んで紹介した。
13:30 来週の授業の前に、テキストにある難しい言葉、わから
ない言葉を調べておいてメモを取るというように指示した。
【気づき】
・書き言葉、普通体について、まだ身につけていない受講生がいる。
ます体を普通体にすると、「名詞+です」⇒「名詞+だ」、「動詞ます体」⇒「動詞辞書形」、というのはできているが、「い形容詞+です」⇒「い形容詞」というのはわからない。(「い形容詞+だ」になるという考えがある)やはります体を普通体にするルールがきちんと理解できていないかもしれないと思う。また、普通体にするのはどのようなことなのかがなんとなくわかったが、書き言葉とは何かについてまだはっきりしていない。例えば、普通体にするのは文末表現を変えるということだ、というように理解できる。しかし、書き言葉を使うのは、同じ意味を表すが、言葉を変えるということである。そのため、どのような言葉が話し言葉なのか、どのような言葉が書き言葉なのか、区別できないといけない。書き言葉と話し言葉についてもう一度説明したほうがいいと思う。
もう一つ説明しておいたほうがいいと思うポイントは、文章を書く時に、敬語表現を使わないということである。「てください」を使った作文があるので、話す時によく使われる敬語表現は、文章を書く時にどのように書くべきなのかを説明する必要があると思う。